「ただいまー!」
玄関から愛しいハニー(ってこの前言ったら殴られた。)…もとい、が帰ってきた。
は真選組で女中のバイトをしてる。やめろって言ってんのになぁ。
「おかえり、ー」
「ただいま銀ちゃん。いやー今日も疲れたよー」
ぐいーっと伸びをしながら居間へと歩いてくる。
「神楽ちゃんたちは?」
「夕飯の買出しー」
そしてはソファに横向きに座る。ちょうど膝をソファの端に乗せて足をばたばたさせている。
可愛いんだけどね、俺が座ってるところから顔が見えないんですけどこんちくしょう!
「銀ちゃん、マッサージして?っていうか肩揉んでくれない?」
「…は?」
俺の方を振り返って言う。オイオイ、銀さんはもう何が何だかわかんねーよ。
「って俺がすんの?普通逆だよね。男女逆だよね」
「ここの家計を支えてるのは誰のお陰だと思ってるのかな?」
笑顔の圧力。…そういえば先月の収入は、
→3万円。
俺→5000円。
「…マッサージさせていただきまーす」
ソファに膝立ちになっての肩を揉んだり叩いたり。
…なにしてんだろう俺…!!逆がよかったよコノヤロー!
「うぁーっ、気持ちいいー…銀ちゃんマッサージ上手いねー」
「そーですかー。そりゃよかったですねー」
延々との細い肩をぎゅむぎゅむ揉む。大分ほぐれてきたなー、なんて思う。
…これはこれで、いいかもしれない。
「あー、すっきりーぃ!」
「そりゃよかったなぁ」
「ありがとうね、銀ちゃん」
振り返って言うの顔は体がほぐれた所為か、えらくすっきりした笑顔だった。
…ちょっとときめいたじゃないか。
「沖田さんにねー、マッサージしてあげましょうかィ?って言われたんだけど、
やっぱり銀ちゃんが一番いいんだよね」
安心するんだ、とそう続ける。
「…そりゃまた嬉しいことを言ってくれるじゃねーか」
とりあえず沖田君には丁度溜まった生ごみでも送りつけておかねーとな。
「だから、疲れたときはまたお願いね!」
「…え、また俺がマッサージすんの?」
「当然」
にっこりと笑う。あーちくしょう、こいつの笑顔だけは慣れれないんだよな。
いつ見てもどきどきさせられる。俺はそんな乙女じゃねぇっつーに。
「あ、でも銀ちゃんが疲れたときは言ってね。マッサージしてあげるから」
「じゃあ今からお願いしまーす。…夜までみっちりよろしく頼むぜ」
疲れを癒すなら君の手で
「痛い痛い痛い!!ちょっとまて!そんな思いっきり叩かなくていいから!」
「えーでも力入れろって言ったじゃん」
「ここまで入れなくていいの!逆に銀さんの肩破壊されちゃうから!」
「そ、そんなに力入れてない!」
俺の疲れはマッサージじゃなくて、の笑顔の方が癒されると思いました。…アレ、作文?
あとがき
おおお遅くなってすみませ…!!!しかもほのぼの…ですかねコレ…。
と、とりあえずぎゅむぎゅむ銀ちゃんにマッサージしてもらってください!(ぁ
肩こりというか疲れが溜まってた日に思いついたお話です。
っていうか語りを銀さんにやらせた所為で進みにくいったらないです…!(おい
こんな駄文で申し訳ないですが、こちらこそこれからよろしくお願いいたしますv
2007/09/17