昨日は自転車に沖田をのせて商店街まで走りました。というか走らされました。

しかも最終的に「ついでに海まで行きやしょうか」とか言われたけど断固拒否で沖田の家まで

自転車をとばし、それから帰りました。正直死ぬかと思ったよ!

 

 

本日火曜日、奇跡的に筋肉痛は逃れました。頑張ったよ、あたし!

でも疲労で寝すぎてもうちょっとで遅刻だよ!

 

 

 

 

そんなわけで、またもや頑張って自転車こいでます、です。あぁあ、急がなきゃ!

ほぼ置き勉で割と軽いかばんをガタガタ揺らしながら学校へ。

 

 

 

 

 

 

学校まであと半分くらい、そこらへんで後ろから名前を呼ばれた。

「おいおい、ちゃーん。今頃こんなとこにいたら遅刻だぞー」

ブロロロロ、と原チャリの音を響かせながら走ってきたのは我らが3Zの担任、銀八先生。

「余計なお世話です。っていうか先生こそ遅刻しそうな生徒の横を走ってるようじゃ遅刻ですよ!」

ちょっと嫌味っぽく言ってみる。

「今日は朝の会議もねぇし、HRにさえ間に合えば大丈夫なんですー!」

「でも遅刻したら給料減らされますよ」

「大丈夫だ。今まで何回か遅刻してきたがこの銀さんのスーパートークで1回もバレてない」

何が大丈夫なんだ!結局は遅刻してるんじゃないですか、と思いながら自転車をこぐ。

 

 

 

 

 

 

このまま行くと銀八先生と一緒に学校行くことになりそうだ。

先生と生徒が同じ時間に登校って、大丈夫なんだろうか。まぁでも銀魂高校だし。何でもありか。

ちゃん」

「何ですか!っていうか名前で呼ばないでくださいよ」

「いいじゃんかよー先生との仲じゃん」

「どんな仲ですか!」

普通に名字で呼べよ!名前呼びが嫌なわけじゃないけど、危ないでしょPTAとか!と思いながら自転車をこぐ。

 

 

 

 

結構な速さで走ってるからスカートがばっさばっさ揺れてうっとおしい。

「ねー、スカート短くね?」

「短くないですよ。一般の長さですから」

「いやだってさっきから太ももがチラリズムだよ?」

「チラリズム言うな!っていうか見るな!」

こっちは必死で自転車こいでるんだから!…あぁ、それで短く見えるのか。

でも太ももまで見えてないと思うけど。ギリギリで。膝上…15センチ?いや、もうちょっとかな…。

 

 

…ってどうでもいいわ!自転車から降りれば普通の長さだし!

 

 

あと10分くらいで予鈴が鳴る。あぁ、遅刻まであと10分…!

なんとか今日まで皆勤賞なんだから!行かなきゃ!

 

 

 

「なぁ、やっぱり短けぇよ」

「まだ言ってたんですか!?」

完全に先生の目線があたしの足。前見ろよ前!見るな!

「ちょっ、もう見ないでくださいってば!もっと足綺麗な子いるじゃないですか!さっちゃんとか!」

同じクラスの猿飛さん、もといさっちゃん。

購買パン争奪戦であたしの分も取ってきてくれるいい子。たまに頼んだのと違うの持ってくるけどね!

「あぁもうそんなに他所のヤローに足見せちゃいけません!」

聞 い て ね ぇ !

「ほっといてください!ほら、もうすぐ学校ですから!自転車降りたら長くなりますから!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてやっと学校。予鈴が鳴るまであと5分。

よし、大丈夫、なんとか間に合う。

バタバタ走って校内に入っていく人がちらちら見える。あたしも急がなきゃ。

 

 

 

学校内に入ったので自転車から降りる。

「ほら!普通でしょう!」

仁王立ちのようなポーズで先生に言う。

地面に立ってる今、スカート丈は膝上ちょいくらい。足出したくないのよ!

「……うーん、やっぱもうちょっと短くてもいいや」

「学校中に銀八先生にセクハラされたって言いふらしますよ」

「やめてね。謝るから絶対やめてね」

お互いもう遅刻寸前だから急いであたしは自転車置き場に、先生は職員駐車場に行く。

朝からこんな疲れてて大丈夫だろうか、と思いながら自転車を停めて、教室へ向かう。

 

 

 

「…、やっぱスカート長くていいや!」

「いい加減スカートから離れろーーー!!そして足見るなァァァ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

スカート丈


(
あんまり他の男に生足見せないようにしてね。俺の前ではいいけどさ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

あとがき

なんだろうね、これ(ぁ

とりあえず先生が言葉のセクハラしてきます、みたいなお話でした。

最初から最後まで銀八先生、足しか見てないよね!なんて言わないであげてください(…

2007/08/22